結論から言うと、シャトーラギオールとフォルジュ・ドゥ・ライヨールが双璧です。
それ以外のソムリエナイフはどんなに高価でもワイン通にはふさわしくありません。
プロフェッショナル志向のシャトーラギオールとデザイン志向のライヨールという感じでしょうか?
デザイン的には質実剛健のシャトーラギオールとエレガントなライヨール。
しかし、ワイン通は認知度の高い、シャトーラギオールを選んだ方がいいのは言うまでもありません。
間違っても、ラギオールと名の付いた、シャトーラギオールの威を借りた、まがいものを使ってはいけません。
インチキソムリエナイフを使った瞬間から、あなたはワイン通から嘲笑されるのは間違いないでしょう。
ラギオール(Laguiole)というのはフランス南西部の地名であり、商標登録されたブランド名ではありません。
その為、同村とその近郊で作られているナイフにはラギオールという名のソムリエナイフが多数存在するのです。
ワイン通は唯一無二のシャトーラギオールを必ず選んで下さい。
いくらシャトーラギオールが使いずらくても、そんな不自由さを超越するワイン界のカリスマ性がシャトーラギオールにはあるのです。
私の知っているソムリエはシャトーラギオールのハンドル部分を削って、改造してまで使っています。
それくらいシャトーラギオールにはワイン通を魅了するスター性があるのです。
ワイン通は伝統や歴史の重みを重視しなければなりません。
ワイン通は世界で初めて、芸術品のような格調高いソムリエナイフを作りだしたシャトーラギオールを持つべきなのです。
いや持っていて当然なのです。