ワイン通はシャンパーニュについては特に造詣が深くないといけない。
何故なら、ワイン通は、ことあるごとにシャンパーニュを飲みたがるからである。
シャンパーニュで使われるセパージュは
赤の葡萄品種の、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、
白の葡萄品種の、シャルドネの三種のみであるのはワイン通で知らない人はいない。
3品種の赤と白の葡萄を混ぜて造る点にシャンパーニュの特色があるので、
ワイン通はその点は留意しておいた方が良い。
白葡萄だけを使うものをブラン・ド・ブラン、
黒葡萄だけを使うものをブラン・ド・ノワールと言うことはワイン通には常識である。
また、上記の場合はラベルに表示義務がある為、ラベルを確認すればすぐにわかる。
ラベルに上記の表記がないのはブレンドしたシャンパーニュである。
ブラン・ド・ブランは
サロン ブラン・ド・ブラン ブリュット ル・メニル(SALON Blanc de Blancs Le Meshil Brut)
ブラン・ド・ノワールは
ジャック・セロス(Jacques Selosse)
コントラスト・グラン・クリュ・ブラン・ド・ノワール・ブリュット(Contraste Grand Cru Blanc de Noir Brut)
がワイン通の虚栄心を満足させる最高の逸品である。