今や高級シャンパーニュの代名詞ともいえるドン・ぺリニオン。
一般にはドンペリと言った方がわかり易いかもしれませんね。
ワイン会などでは勿体つけてドンペリが出されることがありますが、ワイン通はドンペリなどをありがたがってはいけません。
ワイン通がありがたがるべきはサロンやクリスタル、又はアラン・ロベールやジャック・セロスなどのRM(レコルタン マニュピュラン)のみです。
しかし、ドンペリの中の最上級品のレゼルブ ド ラベイならしっかりとコメントしてもいいでしょう。
「 ラベイは違うよね 」と。
素人はワイン通と飲んだ時、しきりに、ワイン通にコメントを求めたがります。
当然、ワイン通がコメントするまでもない、ドンペリに対してもコメント求めてきます。
ドンペリへのコメントなんて、一番飲んでるであろう、ホストにでも聞けばいいのです。
一番飲んでいる人に聞くのが一番です。
しかし、こんなことを言っても、気まずくなるだけなので、ワイン通として何かコメントをしないといけません。
間違っても、辛口で。。。切れがあって。。。シルキーで。。。余韻が。。。などと、真剣に取り合ってはいけません。
ワイン通として唯一無二のドンペリへのコメントは。。。
「 この品質のものをこれだけ生産しているのは凄いよね 」
これ以上のコメントを私は知りません。
これであなたのワイン通としての地位は確保されるのです。