ワイン通はボルドー1級に敬意を払っているが、レストランで常にボルドーの1級シャトーをオーダーする訳ではない。
毎回、5大シャトーを注文するなんて言うのはただの成金で、眞のワイン通はリストの中から割安で希少な物を選ぶことができるからワイン通としての地位を確保しているのだ。
基本的にワイン通はブルゴーニュを極めるが、中にはボルドー好きのワイン通も少なからずいる。
そんなボルドー好きのワイン通がワインリストから選ぶボルドーワインはどんなものだろうかとワイン通を目指す人は気になるだろう。
まずはスーパーセカンドと言われている2級のシャトーで評判のいいものがあるのでこれらを選べば、ワイン通として見られること間違いないだろう。
2級の中でスパーセカンドと言われているものはCh.Léoville-Las Cases(レオヴィル・ラス・カーズ)、Ch.Pichon-Longueville Comtesse de Lalande(ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド)、Ch.Cos d’Estournel(コス・デストゥルネル)の3シャトーとなっている。
他、3級のCh.Palmer(パルメ)、5級のCh.Lynch-Bages(ランシュ・バージュ)はスーパーセカンド同様、ワイン通のお気に入りシャトーだ。
また、メドックの各付けシャトーではないが、Ch.Sosiando Mallet(シャトー・ソシアンド・マレ)などは、もしもメドックで再度、格付けの見直しが行わることがあれば3級以上なるのではないかと言われるシャトーだけあってワイン通好みのワインだ。
フランスでは大変評価も高く、人気で、そのほとんどがフランス国内で消費されてしまう銘柄である。
そんなこともあってクリュ ブルジョアの各付けにもかかわらず、クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルの格付けを返上してなんとラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ(LA DEMOISELLE DE SOCIANDO MALLET)というセカンドワインまでリリースしてしているシャトーです。
まあ、このセカンドワインはワイン通にはふさわしくないのでスルーでいいでしょうが。
また、セカンドワインでは1級シャトーのものではなく、Ch.Léoville-Las Cases(レオヴィル・ラス・カーズ)のセカンドのCLOS DU MARQUIS(クロ・デュ・マルキ)が如何にもワイン通向きですね。
現在では、LE PETIT LION DU MARQUIS DE LAS CASES(ル・プティ・リヨン・ド・マルキ・ド・ラス・カーズ)が正式なレオヴィル・ラス・カーズのセカンドですが、昔からのワイン通にはこちらのCLOS DU MARQUIS(クロ・デュ・マルキ)の方が馴染み深いでしょう。
2006年のヴィンテージまではCLOS DU MARQUIS(クロ・デュ・マルキ)がセカンドラベルとしてリリースされていました。
余談ですが、現在イギリスのサッカー、プレミアリーグ、アーセナルのベンゲル監督がとあるレストランでこちらのCLOS DU MARQUIS(クロ・デュ・マルキ)を自分で注文して飲んでいました。
5大シャトーでも頼むかと思って注目していましたが、CLOS DU MARQUIS(クロ・デュ・マルキ)が運ばれたの見たとき、あの人は結構ワイン通だなと思ったものです。
かれこれ10年以上も前の話ですがね。
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