ワイン通のプレステージシャンパーニュは
サロン、クリュッグ、ルイロデレール クリスタル、
ボランジェ ＲＤ、RMのジャック セロスやアラン ロベールなどで、
決してドンペリではありません。
むしろ、ドンペリなど飲んでいるとわかると
単なる、成金の似非ワイン通と見られるのは間違いないでしょう。
希少性と権威にこそ、好奇心が擽られるのがワイン通なのです。
しかし、RMなどは本当に生産量が少なく、
なかなかお目にかかることも出来ないので、
権威があり、そこそこ手に入れられる
サロンやクリュッグが真のワイン通のお気に入りです。
また、クリュッグにはクリュギストと言う、
クリュッグをこよなく愛する人々の総称があり、
その中でも熱狂的な真のクリュギストは
クリュッグしか飲まないともいわれています。
ファッション界の女王ココ・シャネル、文豪ヘミングウェイ、
歌姫マリア・カラスは世界三大クリュギストと言われています。
多くの愛好家を持つクリュッグならではです。
もし、ワイン会や食事会などへシャンパーニュを持ち込む機会があれば、フィリポナ クロ・デ・ゴワセ ブリュット(Philipponnat Clos des Goisses)はいかがでしょうか？
このクロ・デ・ゴアセはシャンパーニュでは珍しいモノポールだからです。
モノポールとは一つの生産者が、一つの区画を独占する単独所有畑を意味します。
モノポールは非常に少なく、
ワインラベルにはmonopoleまたはseul propriétaireと明記されています。
それだけ、希少性がアピールされているのです。
希少性を追い求めていくようになれば、
あなたもワイン通に近ずいているのかもしれません。
