ワイン通はワイン会などで出てきたワインについて語りますが、そんな時に知っているとワイン通らしい知識がいくつかあります。
そんなワイン通が好きそうなブルゴーニュの薀蓄をいくつかまとめてみました。
ブルゴーニュのグランクリュで最小のクリマは?と聞かれワイン通はすぐにCriots-Bâtard-Montrachet(クリオ・バタール・モンラッシェ)と答えられなくてはなりません。
Criots-Bâtard-Montrachet(クリオ・バタール・モンラッシェ)は栽培面積が1.5haと非常に小さな区画で、当然、生産量も少なく、市場でもなかなか、出会うことが出来ない超希少なワインです。
そんなレア度満点のCriots-Bâtard-Montrachet(クリオ・バタール・モンラッシェ)をもしみつけたなら是非とも飲んでみて下さい。
ワイン通でもあまり飲んだことのないワインですのでワイン通として話が拡がります。。
また、モンラッシェやバタール・モンラッシェの畑は、ピュリニーとシャサーニュにまたがっていますが、シャサーニュ側だけに認められた唯一の特級畑がCriots-Bâtard-Montrachet(クリオ・バタール・モンラッシェ)なのです。
そこまで言えたら、あなたはワイン通の中でも一目置かれることは間違いありません。
DOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)のChambertin(シャンベルタン)、Griotte Chambertin(グリオット・シャンベルタン)、Chambolle Musigny Le Charmes(シャンボル・ミュジニー1erCruレ・シャルム)などを飲む際はDOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)のワインとは言わず、Ponsot(ポンソ)のワインであることを言えるとこれまたワイン通です。
DOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)はジャン・マリー・ポンソ、ルネ・ルクレール、ドゥニ・ベルトーとメタヤージュ(=収穫折半契約)しています。
メタヤージュ(=収穫折半契約)として、出来あがった約半分のワインを地代としてDOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)へ小作代として納入されます。
要するにDOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)はワインを造っておらず、ただ土地を貸してその対価として生産されたワインを半分もらっているのです。
ラベルはDOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)なのですが中身は実際に造ったPonsot(ポンソ)などのものなのです。
中身はほぼ一緒なのですが値段がかなり違うのでDOMAINE des CHEZEAUX(ドメーヌ・デ・シェゾー)のワインはお買い得なのです。
そのようなことを知ってワインを買えるようになればあなたはもうワイン通です。